source: "Tolkien" offical facebook
Hi !!
ぱーぷるです。
今回は先日に映画館で観てきた映画「トールキン 旅の始まり」のレビューをネタバレありでやっていこうと思います。
あらすじ
3歳のときに父を、12歳で母を亡くし、孤児となったトールキンは、後見人となったモーガン神父に支援で名門キング・エドワード校に入学する。
そこで出会った3人の芸術仲間や、彼が寝泊まりなどのお世話になっている家で出会った1人の女性との日々や第一次世界大戦の渦に飲まれた日々など、実りに満ちて同時に苦悩に苛まれた波乱の半生を描く実話のお話です。
レビュー
作品全体で思ったこと。
最近の映画はどれもそうですけど、映像がとても綺麗でした。
音楽や文字スタイルは「指輪物語」を彷彿とさせるもので、さらにそこに文学的な雰囲気がプラスされている印象。
現実の世界を描いているのに、ファンタジーの世界を観ているような映像美は見ごたえありましたね。
キャストについて。
とりあえず言いたいのはリリー・コリンズの演技がやっぱいい!
『あと1センチの恋』や『レ・ミゼラブル』などに出演する私が大好きな女優の1人なんですが、これまで映画館のスクリーンで彼女の演技を観たことは無かったんですよね。
それで今回、満を持して観ることが出来た訳です。
彼女の演じた役、エディスはどっちかというと庶民的で地味な役柄という印象なのに彼女の手にかかるとどことなく気品のある人物に見えて不思議な感じでした。
あと、普段はアメリカ訛りの彼女の自然な(少なくとも英語ビギナーの私にとってはそう感じました)イギリスアクセントには驚かされますね。
続いて主演のトールキン役を演じたニコラス・ホルトについて。
彼の演技はこの作品が初めてだったんですけど、悪く無いですね(笑)
トールキンの心情の変化とかが演技から、すんなり読み込めた所とかは彼の演技力があったからかなと個人的に思っています。
彼は他には『X-Men』シリーズや『女王陛下のお気に入り』などに出ているらしいのでちょっと機会があれば、観てみようかな。。
一番のお気に入りは終盤の戦場でのシーン。
戦争を経験した方にとっては縁起もないことかもしれません。
でも、このシーンの映像の見せ方はすごい面白かったんですよね。
トールキンの視点から描かれる混とんとした戦場に、指輪物語を彷彿させるファンタジーの世界観が融合した映像美はなかなか新鮮で見ごたえありましたね。
最後以外の戦場シーンがチープな感じになってるのは、そのシーンでの製作に力を集中させたせいなのかな。。
前半は正直「戦場のシーン、迫力ないな。。」と思いながら観てましたから。
最後に、この映画はトールキンの半生を描いた実話物語でしたが第一次世界大戦が絡んできたことで戦争ものの側面をありました。
その中で、T.C.B.Sのメンバーの4人のうち2人が戦死し、1人が精神を病むという現実は、今までの戦争ものの中でもかなりリアルな描写だと感じましたね。
自分の周りの親しい人間が突然いなくなるなんて、あまりにも辛すぎます。
と言った感じで今回はこの辺で
ありがとうございました!
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