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どうもぱーぷるです。
世界を代表するドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下ゲースロ)で圧倒的な力と存在感のデナーリスを演じるエミリア・クラークが3月21日に"The New Yorker"で自身が経験した闘病生活について書いた自伝(?)をアップしました。
どういうことを書いてるのか気になったので、読んでみました。
こちらがその記事。
Emilia Clarke, of “Game of Thrones,” on Surviving Two Life-Threatening Aneurysms | The New Yorker
内容は主に彼女の病気や過酷な闘病生活についてですが、合間に彼女の幼少期や学生時代のストーリーやゲースロのデナーリス役に抜擢された経緯などが書かれてあり、短編小説並みの文量で読むのには苦労しました。。
内容の理解度も7割くらいだと思います。
そんな記事の詳しい内容については自分で実際に読んでもらうとして、この記事では私が読んでで理解しづらいと感じた文章をいくつか紹介して解説します。
This would not be my last surgery, and it would not be the worst.
(和訳)
これは私の最後の手術にはならないだろうし、その手術が最悪の経験になることはないだろう。
※意訳
これ(今回の手術)が人生で1番キツい手術だったと思う…
(解説)
この文の訳し方は正直これが正解なのか分かりません(笑)
というのも"would"のこの文での役割がイマイチ分からなかったからですね。
恐らく推量のwill”~だろう”の過去形表現だとは思いますけど。
この文章はこの記事中に彼女が2度受けた手術の1度目のストーリーの最後に書かれているので、文の言わんとしていることは和訳で書いた通りのことだと思います。
「とにかく、一度目の手術が大変だった。」ということを回りくどく表現しているのだと私は解釈しました。
もしも違うぞ!と思った方はコメントで教えてください…
After graduation, I made myself a promise: for one year, I would take only roles with some promise.
I made the rent working in a pub, in a call center, and at an obscure museum, telling people that “the loos are just to the right.”
(和訳)
卒業後、1つ約束ごとを決めてました。
それは最初の1年間、何個かの約束していた役だけを演じるだけにするということ。
それで私は家賃を稼ぐためにパブやコールテンター、そしてお客さんに「トイレはそこを右に曲がったところです。」伝えるだけの廃れた博物館で働きました。
(解説)
エミリアの学生時代の話の最後の方の文章です。
彼女は最初の1年間は役者として仕事はほとんどせずに、家賃を稼ぐためにいくつかの仕事を掛け持ちしていたみたいです。
ここで引っかかったのが最後の所。
まず、"obscure"という単語は”はっきりしない、あいまいな”といった意味ですが、同時に”へんぴな”といった意味もあり、今回はそっちの意味がしっくりきますね。
あとこの単語を聞くとファンタスティックビーストに出てくる”オブスキュラ”が思い浮かびます(笑)
あと”loos (loo)"はイギリスの口語で”トイレ”の意味だそうです。
これは全然知らなかったです。
イギリスの映画とかでもよく使われるのかな?
The recovery was even more painful than it had been after the first surgery.
I looked as though I had been through a war more gruesome than any that Daenerys experienced.
(和訳)
回復は最初の手術後より更に苦痛でした。
それはまさにデナーリスが経験したどの闘いよりもぞっとするような戦闘を切り抜けたようでした。
(解説)
2度目の手術後のリハビリの経験を表現した文章。
彼女自身が演じたデナーリスを比較に上げて、ある意味とても分かりやすく”どれだけ大変だったか”を記してますね(笑)
ここで”as though"というフレーズができてますが、これは”as if"と同じ意味です。
微妙にニュアンスは違うみたいですが、それについては下の記事を参考にしてみて下さい。
as ifとas thoughの違い | ネイティブと英語について話したこと
”gruesome"という単語はあまり見慣れない気がしますが(そう思うのは私だけかな…)、意味は”ぞっとするような、とてもひどい”です。
文章の解説は以上で、最後に文章中に私が分からなかった単語の一部をまとめて紹介します。
もとの記事を読むときに参考にしてください。
単語帳
subarachnoid hemorrhage (SAH):くも膜下出血
aneurysm :脳動脈瘤
arterial :動脈の
disinfectant : 消毒液、消毒剤
executive : 役員、経営幹部
scalp : 頭皮
と言った感じで今回はこの辺で
ありがとうございました!
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